カテゴリー:映画
-
【映画批評】鬼平犯科帳 血闘
池波正太郎生誕100年記念作品 新たな「時代劇」を作り出す。この流れは池波正太郎作「藤枝梅安」から続いている。しっかりとウェルメイドに江戸風情を描いていく。人々も町並みも食べ物(いかにも美味そう)も。新鬼平は松本…詳細を見る -
【映画批評】DUNE Part2
世界を構築する 映画を含めて創作の世界はすべて虚構であり、現実と異なる世界を構築していく。史実に基づいた物語でもそうである。かならず人の作為や都合が割り込んでくる。SF映画の異世界を構築していくのには、大きな世界…詳細を見る -
【映画批評】アーガイル
監督マシュー・ボーンの個性 アーガイルの監督はマシュー・ボーン世の中にはユニークな監督が大勢いる。映画を観ただけでこれは誰々の作品だなとわかるものも多い。マシュー・ボーン作品はいつもそうだ。監督の個性がギラギラし…詳細を見る -
【映画批評】ゴールドボーイ
予想以上の傑作 あまり注意を払っていなかった作品。劇場の予告ではあまり関心を持たなかった。出演者が岡田将生ということで引っかかったが、監督が金子修介ということで絶対観るべき作品に変わる。調べてみると中国で大ヒット…詳細を見る -
【映画批評】海の上のピアニスト
ピアニストは妖精か? 2024年午前十時の映画祭にて視聴好きな映画は劇場で見るに限る。主人公は船の上で生まれ、その船に捨てられた。豪華客船はその乗客の富の差をまざまざと見せつける。そんな船で少年は1900と名付け…詳細を見る -
【映画批評】マダムウェブ
MARVELが疲れている? 最近MERVELの映画(MCU)の興行成績が伸びないという話題をよく耳にする。MCUといえば「アヴェンジャーズ/エンド・ゲーム」で一区切りをして、新しいフェーズに入っている。VFXの進…詳細を見る -
【映画批評】スケアクロウ
スケアクロウとななんだろう? 午前10時の映画祭にて1973年の作品。監督はジェリー・シッターバーグ主演はジーン・ハックマンとアル・パチーノ「スケアクロウ」というタイトルはどこからきているのだろう。スケアクロウと…詳細を見る -
【映画批評】哀れなるものたち
人とは一体何なのかを問い続ける まったくもって野心的で挑発的で、想像力を掻き立てる映画だ。「人はなにをもって人たり得るのか?人の尊厳とはいかなるものか?」成人の肉体に生後すぐの脳を移植されたベラ。あまりにもアンバ…詳細を見る -
【映画批評】ゴールデンカムイ
すばらしい実写映画化 大好きな漫画の実写医映画化。先に公開されているアニメ作品は見ていない。実写化には常に批評や憶測が巻き起こる。実際、失敗している映画も多い。この「ゴールデンカムイ」は成功と言えよう。なにが成功…詳細を見る